日本のプロ野球のシーズンについて
日本のプロ野球は大きくセリーグと呼ばれているセントラルリーグとパリーグと呼ばれているパシフィックリーグに分かれて優勝を争います。
次にセリーグパリーグ両リーグ共に、1位から3位のチームでクライマックスシリーズというトーナメント戦を行い、日本シリーズ出場権を争います。
それぞれのクライマックスシリーズで勝ち残ったチームが、日本シリーズへと駒を進めることができます。
最後に日本シリーズは全7試合を先に4勝したほうが日本一です。
日本のプロ野球は全部で12球団ある。
日本のプロ野球と呼ばれている球団は全部で12球団で、セリーグ、パリーグ共に6球団ずつ構成されています。
12球団どの球団本拠地といわれている球場があります。例えば巨人なら東京ドーム、ソフトバンクなら福岡ドームです。
3.セリーグのチームを紹介
セリーグには、読売ジャイアンツ、東京ヤクルトスワローズ、中日ドラゴンズ、横浜DeNAベイスターズ、阪神タイガース、広島東洋カープの6球団がセリーグとなります。
昔から人気のセリーグといわれ、スター選手も多いのが特徴です。
この項ではセリーグの各チームについて簡単に説明していきます。
読売ジャイアンツ
東京ドームを本拠地にしているのが、読売ジャイアンツです。
2014年から2018年までリーグ優勝から遠ざかっていましたが、今年2019年5年ぶりにリーグ優勝を果たしました。
チームの中心人物には侍ジャパンにも選出されていて、ゴールデングラブ賞や首位打者などの数々のタイトルを獲得してきた、坂本勇人選手。
ピッチャーでは沢村賞や最多勝利などを取って来た菅野智之選手がいます。
東京ヤクルトスワローズ
神宮球場を本拠地にしているのが、東京ヤクルトスワローズです。
7回の攻撃の際に傘を振りながら『東京音頭』を歌うのが特徴の球団で、夏には花火も打ち上げているので知っている方もいるかもしれませんね。
東京ヤクルトスワローズの中心人物はなんといっても、山田哲人選手です。
山田哲人選手は、打率3割、本塁打30本、30盗塁の成績を残す、トリプルスリーといわれる成績を3回達成した、日本プロ野球史上初となる選手です。
中日ドラゴンズ
名古屋ドームを本拠地にしているのが中日ドラゴンズです。
ナゴヤドームという他の球場よりも広いところから、俊足巧打の選手が揃っているのが特徴の球団です。
中日ドラゴンズの主力選手は大島洋平選手でしょう。
2019年の出塁率は376。安打数は174安打。盗塁も30盗塁とリーグ内でもトップクラスの成績を収めている選手です。
横浜DeNAベイスターズ
横浜DeNAベイスターズは横浜スタジアムを本拠地にしている球団です。
2015年まで低迷していましたが、中畑清監督、ラミレス監督が着任すると少しずつ成績も向上していき、2019年の順位は巨人に次ぐ2位という結果を残しました。
そんな横浜DeNAベイスターズの中心人物は、ピッチャーの今永昇太選手です。
2019年は防御率2.91。奪三振186を記録しています。
阪神タイガース
高校野球でもおなじみ阪神甲子園球場が阪神タイガースの本拠地です。
7回の攻撃の際に歌う『六甲おろし』が有名な球団で、日本でも有数の熱狂的なファンが多い球団として知られています。
阪神タイガースの中心となる人物は糸井嘉男選手です。2019年打率は314で出塁率は403と非常に高い出塁率を残しています。
広島東洋カープ
MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島が広島東洋カープの本拠地となっています。
2016年から2018年3年連続でリーグ優勝を果たし、2019年は残念なことに4位に沈んでしまいクライマックスシリーズ出場はなりませんでした。
ですが広島東洋カープは選手層が厚いチームなので、主力となる選手が多いのも特徴でしょう。
その中でも中心となっているのが、鈴木誠也選手です。2019年打率、本塁打数、打点、出塁率、安打数、盗塁数など全て球団内でトップの成績を収めています。
パリーグのチームを紹介
パリーグのチームには北海道日本ハムファイターズ、東北楽天イーグルス、埼玉西部ライオンズ、千葉ロッテマリーンズ、オリックスバッファローズ、福岡ソフトバンクホークスの6球団です。
人気のセリーグと呼ばれる半面、実力のパリーグともいわれています。
この項ではパリーグの各チームについて簡単に説明していきます。
北海道日本ハムファイターズ
北海道日本ハムは札幌ドームに本拠地を構えています。
ただ現在本拠地になっている札幌ドームは2023年から北海道ボールパーク(仮)に変更することになっています。
北海道日本ハムファイターズといえば、個性豊かな選手がそろっていることで有名です。
2019年防御率、勝利数、奪三振数でもリーグトップクラスの成績を収めている有原航平選手や本塁打数や打点で球団内トップの中田翔選手がいます。
東北楽天イーグルス
東北楽天イーグルスは現在、楽天生命パーク宮城を拠点にしている仙台市にある球団です。
球団名は親会社である楽天が命名権を販売しているので、その都度変わっていきます。
球団の特徴は、本塁打数がリーグ2位と非常に多いことです。
2019年161安打を打った銀次選手や2018年西部から移籍し、33本塁打を打ちチャンスにも強い浅村栄斗選手らを擁しています。
埼玉西部ライオンズ
埼玉西部ライオンズは埼玉県所沢のメットライフドームが本拠地です。
楽天と同じく命名権を販売しているので、その都度球場の名前が変わっていきます。
2018年2019年リーグ優勝をしていますが、2年連続でソフトバンクにクライマックスチームを敗退してしまっているという辛酸を舐めています。
2019年本塁打43本を打った山川穂高選手を始め、打率329、出塁率413の森友哉選手などホームランを期待できる選手が揃っている選手が多いのが特徴です。
千葉ロッテマリーンズ
千葉県の千葉市にある千葉マリンスタジアム(ZOZOマリンスタジアム)に本拠地にしているのが千葉ロッテマリーンズです。
2018年から元メジャーリーガーの井口監督に変わり、今年のドラフト会議で163キロ右腕の大船渡高校の佐々木朗希選手を1位指名したことでも話題になりました。
2019年千葉ロッテマリーンズの主力選手は、打率315、安打数160安打、盗塁を28記録した、荻野貴司選手や本塁打32本を打ったレア―ド選手などの選手がいます。
オリックスバッファローズ
オリックスバッファローズは、大阪府大阪市の球場名は京セラドームに本拠地を置いている球団です。
ここ数年はBクラスが定位置のようになってしまっていますが、2020年以降どのように球団を立て直していくかが見ものでしょう。
2019年オリックスバッファローズは打率、本塁打、打点、出塁率、安打数で球団内トップの吉田正尚選手を中軸に、防御率、勝率奪三振などで球団トップの山本由伸選手が中心のチームです。
福岡ソフトバンクホークス
福岡ドームを本拠地に置いている、九州唯一の球団が福岡ソフトバンクホークスです。
毎年クライマックスシーズンに出場し、今年も日本シリーズに出場した、現在日本でトップクラスの強さを誇る球団といってよいでしょう。
選手層の厚さも他の球団を圧倒しているほどで、『甲斐キャノン』と呼ばれている強肩のキャッチャー甲斐拓也選手をはじめ2015年に首位打者とトリプルスリーを達成した柳田悠岐選手がいます。
まとめ
全12球団の大まかな情報を解説しました。
おススメの選手などはあげればきりがないので、中心選手だけを数人紹介していきました。
12球団どの球団も特徴や特色があるので、行ってみたいと思う球場や応援したい選手がきっといるはずなので、是非探してみてくださいね。インカジについて詳しくお読みください。